BLOG

株式会社キティー・ブログ

食品事業部の営業担当者、バイオ事業部の研究員が更新するブログです。
おいしいものや、乳酸菌の情報を発信していきます!

25

2021-07

アスリートの腸内細菌叢とは

出来事

こんにちは。

KT-11研究員です。

いよいよ東京オリンピック2020がスタートしましたね。

コロナ禍という状況の中での開催ということもあり、様々な世論がありますがTV観戦で静かに応援したいと思います。

さて、毎回おもうことは、メダル獲得が当たり前と言われる選手が、当たり前のように獲得できること。そして、若干20歳前後と思われる選手が記者の質問に的確に回答する受け答えの様子。

本当に世界で活躍するアスリートは、精神的にも肉体的にもすごいな、と思わされる。

2020年東京オリンピック - Wikipedia

一方で、近年の腸内細菌の基礎研究においては、腸内細菌叢が宿主の体質だけでなく、精神状態を支配していることが徐々に明らかになりつつあります。

アスリートの腸内細菌叢って、どうなっているのか気になります。

岡山大学の森田先生は腸内細菌学会に掲載された総説の中で以下のように解説されています。

引用元「腸内細菌学会誌」

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jim/34/1/34_13/_pdf

なんと、「運動」はその腸内細菌の構成を変化させ、有益な代謝系をもつ腸内細菌叢に変化させることがわかってきているそうです。

特に、腸内細菌叢の多様性というものが重要とのこと。

日々の運動って大事ですね。

食生活だけではなく、運動によって腸内細菌叢の改善に心がけましょう。

15

2021-07

殺菌ビフィズス菌の新しい知見

出来事

こんにちは。

KT-11研究員です。

さて、殺菌ビフィズス菌の新しい知見です。

藤田医科大学 大学院保健学研究科レギュラトリーサイエンス分野 小菅らの研究グループは、加熱殺菌したビフィズス菌が脳内の炎症を抑え、抗ストレス効果をもたらすことを発見しました。

ヨーグルトなどの発酵食品に応用されている生きたビフィズス菌ではなく、加熱殺菌した状態で抗ストレス効果が認められたことから、医薬品や幅広い製品に応用出来る可能性があります。本研究成果は、欧州科学誌「Brain, Behavior, and Immunity ビフィズス菌殺菌体が炎症性サイトカインの一つであるインターロイキン1βを抑えることで抗ストレス効果をもたらすことを世界で初めて発見。

現在、国内外問わずヨーグルトなどの発酵食品に生きた腸内細菌を含有した食品が広く普及しています。しかし、生きた菌は保管温度など衛生管理上考慮が必要であり、活用できる製品が限定されていました。本研究では、加熱殺菌したビフィズス菌を付与することでも腸内細菌叢が変化し、脳内の炎症を抑えることで抗ストレス効果をもたらすことを明らかにしました。

加熱殺菌した菌は衛生管理する上でも扱いやすいことから、非常に幅広い製品に応用できると考えられます。また、ストレス社会とよばれる現代日本において、加熱殺菌したビフィズス菌の抗ストレス効果がうつ病の症状低減にも繋がる可能性があり、医薬品への応用も考えられます。

当社の殺菌ビフィズス菌パウダーであるビフィスリム菌もぜひ。

ビフィスリム菌® KMH001 - 製品一覧 - バイオ事業 - KITII|株式会社キティー

10

2021-07

膣内環境を改善する乳酸菌

出来事

こんにちは。

KT-11研究員です。

さて、少し前の話題ですが、機能性表示食品の一つに「膣内環境を整える乳酸菌」が登場したことをご存じでしょうか。

帝人社が国内で輸入販売する乳酸菌2株を配合して「膣内環境を良好にし、膣内の調子を整える機能が報告されている」旨を表示する機能性表示食品のサプリメントが、2021年4月から日本で発売されました。

女性の人には言えない悩み「私のデリケートゾーン臭う?」腸内フローラ ...

販売チャネルは、婦人科・産婦人科の医師を通じて販売するようですね。

実は、ある種のプロバイオティクス乳酸菌は、経口摂取したのち、生きた状態で排出され、膣へ移行すると言われています。

膣内に移行した乳酸菌は、膣内を酸性状態に保ち、炎症に導く細菌を排除するというものです。

残念ながら、この機能性表示食品に含まれている乳酸菌は、クリスパタス菌ではなく乳酸菌GR‐1(Lactobacillus rhamnosus)および乳酸菌RC‐14(Lactobacillus reuteri)の2種類から成ります。

乳酸菌の機能としては、新たな切り口として興味深い領域だと思います。