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2026-09
ICoMST2026にて学会発表しました!
こんにちは~
Dr. KMの5回目のブログ更新です。
~本日のSummary~
・ICoMST2026で発表してきました!
・韓国の食肉市場について
さて、3回目のブログにて韓国で開催されるICoMST2026にて学会発表を行うことを告知しました。この度その学会に参加してきました!
学会発表告知!(とお弁当の紹介) - 新ブログ - BLOG - KITII|株式会社キティー
今回の学会は韓国の大田にある大田コンベンションセンターにて開催されました。
日程は8月9日(日)~8月14日(金)です。
日本ではちょうどお盆期間でしたので、飛行機の値段も高く、空港も混雑していました。
私はポスター発表でしたが、会期中は世界各国の著名な先生方の講演を聞くことができ、とても勉強になりました。
写真はICoMST2026HPより(ICoMST2026 | Daejeon, Korea)
本学会は学術的な食肉関連技術も取り扱われますが、各国の市場性なども取り扱っており、今回は韓国で開催ということもあって韓国の食肉市場についても発表されていました。
有料の講演内容なのでここでの詳細記載は控えますが、若年世代は一人で食事することを好む傾向が増加しているようです。昔みたいに、みんなで焼肉とお酒を楽しむという時代から市場を取り巻く環境は変化しているといった発表がありました。
日本も同じような傾向があると感じているので、平成初期生まれの私としては気持ちがわかるような、若干のさびしさを感じるような...。
学会では様々な刺激を受けつつも、夜に開催される交流会では韓国の伝統文化の催し物や、K-POPアイドルのショー、ダンスパーティーなど日本の学会とは異なる国際学会の楽しみもあり、非常に充実した時間でした。
写真は12日にひらかれた日本人参加者の交流会での料理です!
プルコギを揚げた料理だということで、甘口のたれと合わさって非常にジューシーで韓国のマッコリと合わせて非常においしかったです。
予約していただいたKim先生、ありがとうございました!
さて、次は9月17日(木)から宮崎大学にて開催されます、
第67回食肉科学会にて学会発表をしてきますので、
参加される方は会場でお会いしましょう!
本日はここまで。Dr. KM
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2026-07
加圧調理でお肉がやわらかいのはなぜ?
こんにちは。
Dr. KM 4回目のブログです。
前回のブログでは8月に開催されるICoMST2026の告知を行いました。
今回からは加圧調理ってなんでお肉が軟らかくなるの?
について数回に分けて解説していこうかなと思ってます。
~本日のSummary~
・美術館めぐりでリフレッシュ
・加圧調理はなんでお肉が軟らかくなるの?①
最近、本業と並行しながら学会発表の準備や論文投稿準備をしていて、頭を使うことが多かったのですが、ふとぼ~っとする時間が欲しいなと思い、先日美術館に行ってきました。
1つめが「アンドリューワイエス展」
20世紀アメリカの画家で光と影の使い分けが非常に上手く、"境界"を表すようなモチーフが特徴的でした。どんな思いでこの絵を描いたのかと思わせる空間で非日常的な頭の使い方でリフレッシュできました。その時々の出来事が絵に現れていたり、年齢ごとに作品の印象が少しずつ変化したりと、芸術に詳しいわけではないですがとても引き込まれる作品が多かったのが印象的です。
もう1つが「ピカソ meet ポールスミス展」
これはこれで理解できない面白さがあって、すごいんだけど頭がついていかないような体験で...。あれこれ考えずに感覚でアートを鑑賞し、言語化が難しい(笑)
アンドリューワイエス展とはまた違った頭のリフレッシュができました。こちらは9月までやってますので、興味があればぜひ。
さて、8月以降に学会や展示会といろいろと情報発信の場が続くので、
きょうは加圧調理について話をしようかなと思っています。
圧力なべって各種メーカーからいろいろなものが販売されていますよね。
蓋を密閉して鍋の圧力を高めて通常よりも高い温度で調理することができる
というのが『圧力なべ』なんですよね。
タンパク質に変化を与えるには簡単に言うと『熱×時間』が関係していて、
熱が高いほど、時間が長いほどタンパク質にダメージが加わっていきます。
なので長時間煮込めば軟らかくなっていきます。圧力なべは高い温度で加熱するので短時間でタンパク質にダメージが加わり、軟らかくできるって仕組みです。
さて、次回は
"実際に何が起きてお肉が軟らかくなっていくのか?"
について解説していきたいと思います。
09
2026-03
梅の花と微生物の話
いつもキティーブログをご覧いただきありがとうございます。
季節はどんどん春に向かっており、会社周辺の歩道では、おかめ桜と思われる花が満開です。海外からの旅行客の方々が写真撮影を楽しむ姿も多く、歩道がにぎわうこの季節ならではの風景になっています。
そんな中、先月、小田原フラワーガーデンに行き、色とりどりの梅の花を見てきました。何十種類もの梅が咲き誇り、こんなにも多くの品種があることに驚かされました。
梅の花と微生物のつながり
春の訪れとともに、今日は梅と微生物にまつわる少し柔らかい話題に触れたいと思います。
例えば、正月に飲む「大福茶(おおぶくちゃ)」。
梅干しと昆布をお茶に入れて飲む習慣があります。
これは951年、村上天皇の時代に空也上人がお茶を病人に供したところ、多くの人が回復したという故事に由来すると言われています。村上天皇自身も梅干し入りのお茶で快癒したという記録が残っているそうです。
梅干しは古代から薬効が重視され、奈良〜平安期には武士の戦陣食としても使われ、戦国時代には兵糧丸にも利用されるほど重要視された食べ物です。
梅干しと微生物の力
梅干しは、pHの低さ(酸性) と 高い塩分 により腐敗菌の増殖を抑え、保存性を高めています。
まさに日本古来の「微生物コントロール技術」と言える食材です。
クエン酸など有機酸の働きにより、健康管理にも役立つとされ、
昔から多くの人に親しまれてきました。
みなさんも梅干しを食生活に取り入れながら、元気にお過ごしください。
次回は、また発酵シリーズの続編に戻りつつ、
身近な微生物の話題をお届けできればと思っています。お楽しみに!