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2026-02
「ホーミング」って何なん?
株式会社キティーにて主に機能性原料の研究開発を担当するバイオ研究員Rです。
早いもので2月が始まりました。
弊社の改良剤の開発に携わっている社員より体調管理に関する投稿がありましたが、私は体調管理の一環で年3~4回のペースで定期的に歯科検診を受けております。
以前は不調になったタイミングでお世話になる程度でしたが、過去に治療した虫歯が再発し治療費が想定以上にかさんだことをきっかけに通い始めました。
健診では歯の状態だけではなく、歯茎(歯周ポケットの深さ)も診ていただけます。
繁忙期に入ってケアがおろそかになると歯周ポケットが若干深くなるので、歯周病予防のためにやはり普段のケアと定期的な受診は継続したいと思います。
こうした日頃のオーラルケアに関わる機能性原料として、弊社の乳酸菌「クリスパタス菌KT-11」がございます。
【KT-11とオーラルケアのかかわりについて】
KT-11を摂取すると腸内のパイエル板から取り込まれ、IgAの産生細胞を増加させ、粘膜免疫を増強します。
IgA産生細胞は腸管で増加した後、全身に運ばれ、唾液を含めた全身の粘膜中にもIgAを分泌します。
腸管で産生されたIgA産生細胞が全身に回りIgAを分泌する現象を「ホーミング」と呼び、この現象を介して口腔内の唾液に含まれるIgAも増加し、歯周病菌の繁殖が抑えられる、という機構がオーラルケア効果をもたらすと考えられます。
そんなオーラルケア効果が期待されるクリスパタス菌KT-11は、加熱殺菌済みのため様々な剤型・加工食品に使用可能です。
KT-11やその他の乳酸菌原料についてご興味をお持ちの方は、ぜひ当社サイトの製品ページをご覧ください。
おまけ

Fig.1 先日淹れたカフェラテ
こちらは先日淹れたカフェラテですが、この中に配合しても違和感がない(気づかない)くらいにはKT-11には目立った味・香りがしません。
せっかくなら配合すればよかったな、などとこの投稿を書いていて思いました。
Fig.2 ラーメン@麺王(徳島県内)
バイオ研究員Rはじめ、弊社研究員はラボにこもりきり...というわけでもなく実は外出や出張の機会もございます。
その土地の美味しいものをいただくチャンス!と思いながら先日の出張でラーメンをいただきました。
19
2026-01
赤ちゃん由来の乳酸菌「KT-11」と"健康を守るチカラ"をやさしく解説
こんにちは、株式会社キティーです。
今回は当社が扱う乳酸菌「クリスパタス菌KT-11(以下、KT-11)」を例に、「乳酸菌と健康」の関係をできるだけやさしく解説できればと思います。
「乳酸菌が体に良いらしいのは知っているけれど、実際何をしているの?」という疑問をお持ちの方に、少しでもイメージを持っていただけたらと思います。
1. そもそも乳酸菌って何をしているの?
乳酸菌は、糖を分解して「乳酸」をつくることで、腸の中を弱い酸性に保つ働きがあります。
この酸性の環境は、いわゆる「悪玉菌」が増えにくい状態をつくり、腸内フローラ(腸内細菌のバランス)を整えるのに役立つと考えられています。
最近の研究では、乳酸菌が腸の免疫細胞に働きかけて、体の防御システムをサポートする可能性も報告されています。
「腸は最大の免疫器官」とも言われますが、その最前線で、乳酸菌を含むさまざまな菌たちが私たちの体を守るために働いている、というイメージになります。
2. キティーの乳酸菌「KT-11」とは?
KT-11は、「Lactobacillus crispatus(クリスパタス菌)」という種類の乳酸菌で、乳幼児の腸内から見いだされた菌株です。
この乳酸菌は、お母さんの産道から赤ちゃんへと受け継がれる菌として知られており、「人のはじまりの段階で関わっている乳酸菌」という点が特徴だと私たちは考えています。
私たちは、このKT-11を殺菌(加熱処理)後に粉末にして、サプリメントや健康食品に使いやすい原料として提供しています。
乳酸菌は殺菌(加熱処理)されていても、細胞の構造などを通じて免疫系にはたらきかける可能性があるとされています。
3. 乳酸菌と「免疫」「アレルギー」の研究の一端
乳酸菌は、腸の免疫細胞に刺激を与え、体の中の「攻める力」と「守る力」のバランスをとる役割を担っていると考えられています。
一部の乳酸菌では、アレルギー症状の軽減や感染症リスクの低下などに関わる可能性が、ヒト試験で報告されています。
KT-11についても、アレルギーに関する研究や、口腔内環境に関する研究をこれまでに行っており、オーラルケアに対応することを目的に活用が進んでいます。
たとえば、口腔内の特定の菌のバランスに働きかけ、お口の中の環境を整えることを期待して、サプリメントやタブレットなどに添加して利用されています。
※ここまでのお話について:乳酸菌の研究は日々進歩しており、あくまで現時点の「可能性」としてご紹介をいたしました。
4. 毎日の生活で意識したい「乳酸菌との付き合い方」
乳酸菌は、ヨーグルトや発酵食品などから日常的にとることができる身近な存在です。
加えて、最近では「特定の乳酸菌を狙ってとる」サプリメントや飲料も増えており、自分の生活スタイルや体調に合わせて選びやすくなってきています。
大切なのは、「これさえ飲めば大丈夫」と考えるのではなく、バランスのよい食事や睡眠、適度な運動といった生活習慣の一部として、乳酸菌を上手に取り入れていくことだと感じています。
当社のKT-11も、その一つの選択肢として、お客さまの商品を通して皆さまの健康づくりに貢献できれば、と日々研究を続けています。
5. おわりに ― 社内から見た「乳酸菌原料」のおもしろさ
キティーでは乳酸菌だけでなく、「お肉や魚をやわらかく、おいしく仕上げる調味料・酵素製剤」、「お米をふっくらやわらかに炊き上げて食感も長持ちさせる炊飯用の酵素製剤」など、食にかかわる商品をご提供しています。
そこから派生する形で、「食」を通じて健康に貢献できる乳酸菌やビフィズス菌などの機能性原料の開発にも取り組んできました。
乳酸菌の世界は、一見シンプルに見えますが、菌種・菌株によって性質がまったく違い、研究を続けるほど新しい発見があります。
今後も、社内で得られた知見や現場での気づきや学術情報を、専門用語をかみ砕きながら、ブログを通じて少しずつお伝えしていければと思います。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
KT-11やその他の乳酸菌原料についてご興味をお持ちの方は、ぜひ当社サイトのお問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。
06
2023-03
日本橋で一番綺麗なグリストラップ ※自称です
こんにちわ。Kitiiで研究開発をやっております吉澤です。
(約5年ぶりくらいにHPのブログをあげます)
当社では毎週末にテストキッチンの清掃を行っております。
水回りの清掃や床の拭き掃除などなど、、、
中でも大変ですが、清潔を心がけているのが"グリストラップ"です。
グリストラップはその週にどんな実験(料理)をしていたとしても、だいぶ汚れてしまいます。
お客様をテストキッチンにお通しすることもあり、テストキッチンは常に綺麗に清潔な状態を維持しています。
ということで、
今回はグリストラップの掃除の様子についてお話してみようと思います。
***掃除前のグリストラップをお見せしますが、見たくない方はご注意ください***
(ちなみに先週の清掃完了時のグリストラップ)
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掃除前のグリストラップがこちらです。

先週末のグリストラップの様子ですが、
脂っぽいものを扱ったり、スパゲッティソースのようなものを扱うと上記の写真くらいにグリストラップは汚れてしまいます。
特に油汚れは日にちが経つと酸化してきて、臭うようになってしまうので要掃除です。
図2.油吸着シートの様子
1層目のネットの下には油吸着シートを敷いています。
だいぶ脂を吸着できていますが、裏面はまだ白いので活用できます。なので、先週はシートの水気を取り、再度活用することとしました。
ただ吸着した油が酸化していくこともあるので、2週間くらいを目途に交換したいと思っています。
掃除では各層の油やゴミを取り、洗剤を使って汚れを落としておきます。
そして、掃除後がこちらです!!
図3.清掃後のグリストラップ
汚れも油もゴミもなくなり、キレイサッパリ(グリストラップが)。
毎週上記の写真くらい綺麗にしているので、大変ですが気持ちは良いです。
図4.掃除完了時の様子
最後にネットと、油吸着シートをセットしてグリストラップの掃除は完了です。
【まとめ】
○グリストラップは1週間でだいぶ汚れる
○グリストラップの掃除は大変ですが、綺麗にすると気持ち良い
当社のグリストラップは、おそらく日本橋で一番綺麗なのでは???
と思っています。
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鶏肉・豚肉・牛肉やお魚・貝類など
健康食品・サプリメントや加工食品に配合可能な