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2026-10
第67回 日本食肉科学会大会 in 宮崎で発表しました
こんにちは!
Dr. KMの6回目のブログ更新です。
~本日のSummary~
・第67回日本食肉科学会大会 in 宮崎のご紹介
前回のブログでは、食肉やタンパク質に関する国際学会、ICoMST2026についてご紹介しましたが、今回は日本国内で開催されている『日本食肉科学会大会』についてご紹介します。
日本食肉科学会では毎年、学術大会を開催しており、今年は9月17日(木)~9月18日(金)の日程で宮崎大学にて開催されました。今年も幅広く食肉やタンパク質に関わる発表が行われ、私も以下の内容で発表いたしました。
『レトルト殺菌後のバナメイエビの物性及び筋組織構造に対する添加剤処理の影響』
https://www.kitii.co.jp/info/2026/002313.html
こういった学術大会は、一般の方はあまり知らないかもしれませんが...。
最新の研究動向や自身の研究に対する理解を深め、次の研究内容を充実させるなどの意味で重要な場となります。独自の研究の世界に閉じこもるのではなく、広く様々な方に研究内容を知ってもらい、自分とは異なる知見に触れて新しい考え方へアップデートする...とでも言いましょうか。
発表は緊張するという方も多いですが、貴重な意見がもらえるディスカッションの場でもあり、私にとっては1年に数回のお祭りのような感覚です。
また、今年の日本食肉科学会大会では来年のICoMST2027の開催地であるセルビアからDr. Igorにもお越しいただき、宮崎の観光地である"鬼の洗濯板"でも一緒に観光させていただきました。
来年のセルビアに参加できるかは未定ですが...来年も参加できるように研究に取り組んでまいりたいと思います!
さて、写真は学会帰りに訪れました、延岡のチキン南蛮です。
タルタルのない元祖・チキン南蛮『直ちゃん』でいただきました。
人気店で1時間ほど並び、あと少し遅かったら売り切れで食べられないところでした。鶏ムネ肉をつかったチキン南蛮で、ひと工夫された衣にしっかりと南蛮たれが絡み、食べ応えのあるチキン南蛮でした!(写真でわかりますかね?衣の上に、さらにひらひらとした衣が作られているのですが...)ぜひ宮崎に行った際にはご賞味ください。
それではまた次回お会いしましょう。
~Dr. KM~
03
2026-09
ICoMST2026にて学会発表しました!
こんにちは~
Dr. KMの5回目のブログ更新です。
~本日のSummary~
・ICoMST2026で発表してきました!
・韓国の食肉市場について
さて、3回目のブログにて韓国で開催されるICoMST2026にて学会発表を行うことを告知しました。この度その学会に参加してきました!
学会発表告知!(とお弁当の紹介) - 新ブログ - BLOG - KITII|株式会社キティー
今回の学会は韓国の大田にある大田コンベンションセンターにて開催されました。
日程は8月9日(日)~8月14日(金)です。
日本ではちょうどお盆期間でしたので、飛行機の値段も高く、空港も混雑していました。
私はポスター発表でしたが、会期中は世界各国の著名な先生方の講演を聞くことができ、とても勉強になりました。
写真はICoMST2026HPより(ICoMST2026 | Daejeon, Korea)
本学会は学術的な食肉関連技術も取り扱われますが、各国の市場性なども取り扱っており、今回は韓国で開催ということもあって韓国の食肉市場についても発表されていました。
有料の講演内容なのでここでの詳細記載は控えますが、若年世代は一人で食事することを好む傾向が増加しているようです。昔みたいに、みんなで焼肉とお酒を楽しむという時代から市場を取り巻く環境は変化しているといった発表がありました。
日本も同じような傾向があると感じているので、平成初期生まれの私としては気持ちがわかるような、若干のさびしさを感じるような...。
学会では様々な刺激を受けつつも、夜に開催される交流会では韓国の伝統文化の催し物や、K-POPアイドルのショー、ダンスパーティーなど日本の学会とは異なる国際学会の楽しみもあり、非常に充実した時間でした。
写真は12日にひらかれた日本人参加者の交流会での料理です!
プルコギを揚げた料理だということで、甘口のたれと合わさって非常にジューシーで韓国のマッコリと合わせて非常においしかったです。
予約していただいたKim先生、ありがとうございました!
さて、次は9月17日(木)から宮崎大学にて開催されます、
第67回食肉科学会にて学会発表をしてきますので、
参加される方は会場でお会いしましょう!
本日はここまで。Dr. KM
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2026-07
加圧調理でお肉がやわらかいのはなぜ?
こんにちは。
Dr. KM 4回目のブログです。
前回のブログでは8月に開催されるICoMST2026の告知を行いました。
今回からは加圧調理ってなんでお肉が軟らかくなるの?
について数回に分けて解説していこうかなと思ってます。
~本日のSummary~
・美術館めぐりでリフレッシュ
・加圧調理はなんでお肉が軟らかくなるの?①
最近、本業と並行しながら学会発表の準備や論文投稿準備をしていて、頭を使うことが多かったのですが、ふとぼ~っとする時間が欲しいなと思い、先日美術館に行ってきました。
1つめが「アンドリューワイエス展」
20世紀アメリカの画家で光と影の使い分けが非常に上手く、"境界"を表すようなモチーフが特徴的でした。どんな思いでこの絵を描いたのかと思わせる空間で非日常的な頭の使い方でリフレッシュできました。その時々の出来事が絵に現れていたり、年齢ごとに作品の印象が少しずつ変化したりと、芸術に詳しいわけではないですがとても引き込まれる作品が多かったのが印象的です。
もう1つが「ピカソ meet ポールスミス展」
これはこれで理解できない面白さがあって、すごいんだけど頭がついていかないような体験で...。あれこれ考えずに感覚でアートを鑑賞し、言語化が難しい(笑)
アンドリューワイエス展とはまた違った頭のリフレッシュができました。こちらは9月までやってますので、興味があればぜひ。
さて、8月以降に学会や展示会といろいろと情報発信の場が続くので、
きょうは加圧調理について話をしようかなと思っています。
圧力なべって各種メーカーからいろいろなものが販売されていますよね。
蓋を密閉して鍋の圧力を高めて通常よりも高い温度で調理することができる
というのが『圧力なべ』なんですよね。
タンパク質に変化を与えるには簡単に言うと『熱×時間』が関係していて、
熱が高いほど、時間が長いほどタンパク質にダメージが加わっていきます。
なので長時間煮込めば軟らかくなっていきます。圧力なべは高い温度で加熱するので短時間でタンパク質にダメージが加わり、軟らかくできるって仕組みです。
さて、次回は
"実際に何が起きてお肉が軟らかくなっていくのか?"
について解説していきたいと思います。